アパレルには必須のVMDの考え方

いい商品があれば必ず売れる、とは限りません。
それほど世の中は単純ではなく、高度な広報戦略も必要になってきますし、どのようにその商品を消費者に対して提示するかといった部分も重要になってきます。

アパレルでは「VMD」に関わる仕事もあり、これはまさに商品を売るために必須の取り組みと言ってもいいでしょう。
いい商品を消費者に手にしてもらう、そして買ってもらうためにはこの取り組みが欠かせず、それが市場や消費者の需要とマッチしなければ、商品がいくら優れていても買ってもらうことができないのです。

VMDは「Visual Merchandising(ビジュアル・マーチャンダイジング)」の略称です。
消費者の欲求を満たす商品を、いかにその消費者たちにストレスを与えることなく市場に流通させ小売店舗に並べるかといった考え方であるマーチャンダイジングの中でもビジュアルに特化した活動が、このビジュアル・マーチャンダイジング。

つまり、お客さんがアパレル商品を手に取ってもらえるよう魅力的な店舗展開を、ビジュアルという視点に重点を置いて考える、そんな仕事のことであり考え方のことです。
いかに人の視覚に訴えることができるかがポイントのVMD

具体的な仕事内容は、商品の設置や配置、店内の装飾や照明、レイアウト、こうしたことを考えていくことになります。

そのためにはブランドイメージや商品のコンセプトなども把握している必要があり、また、業界の事情や世間の風潮などにも精通している必要があることから、情報収集やその整理等も仕事内容のうちに含まれてくるでしょう。
常に世の中の流行や風潮をキャッチし感性を磨いておこう

これからますます重要になる仕事です

アパレル業界では常識ですが、一般の人にはなかなか知られていないVMDに関する仕事。
アパレルの求人を見ても、この言葉で募集をかけているところはさほど多くないかもしれません。

ただ、各アパレルの求人の具体的な仕事内容をチェックすると、しっかりと記載されていることもあるので、詳細まで確認することを怠らなければ、求人もすぐに見つけることができるのではないでしょうか。

VMDに関わる仕事は、これからさらに需要が増してくると見られています。
ネット通販が拡大する中、実店舗は厳しい状況にありますが、だからこそビジュアル戦略によって消費者の購買欲を刺激し、商品を買ってもらうことの重要性が増してきているのです。
ネット通販で簡単に買い物が済んでしまう時代だからこそこだわりたい!

同じ商品でも、ビジュアル戦略が変われば売り上げも全く変わってきますし、センスがあると認められれば出世だけではなく他のブランドからの引き抜きも考えられ、これ一本で食べていくことも不可能ではないかもしれません。
それだけやりがいがあり、価値がありニーズもある分野であると言っても間違いないでしょう。

※VMDの仕事のやりがいとは
http://www.bunka-fc.ac.jp/course/job36.html

VMDとは何か動画で学ぶ

VMDの仕事の給与事情をチェック

企業やブランドによって差があるVMDの給与

視覚的な視点で、どのような工夫を施せば消費者は商品やブランドに興味を持ってくれるのか、これを考え実行するのがVMDの仕事となりますが、アパレル業界では非常に重要な考え方や取り組みとなっており、特に若い女性が強く憧れる職業分野の一つとなってきています。

この仕事に関連した求人はとても多く存在しているため、ブランドや企業、ジャンルなどを問わないのであればすぐに見つけることができるでしょう。
「VMDプランナー募集」という形ではっきりと明示しているところもあれば、「マーチャンダイザー」という職種で人材を募集している企業もあります。

この仕事でどの程度稼ぐことができるのかについてですが、低いところだと300万円台前半から半ば、高いところでは700万円台や800万円台の給与を求人に提示しているところもあり、ブランドや企業によって非常に幅があるのが現状です。

平均年収は400万円前後といったところ。
アパレル業界においては突出して高いとは言えませんが、実績を積めば、これが500万円や600万円と上がる可能性は十分にあるでしょう。

求人で仕事内容と給与を比較すること

平均年収よりも高い給与を提示しているブランドや企業は、そもそも高級ブランドであったり大手企業であることほとんどです。
それだけ採用されるためのハードルも上がり、また、経験を持っている人が優遇される傾向も強いため、未経験者はそのあたりも考慮して応募先を選別していく必要があるでしょう。

加えて、それぞれの仕事内容もしっかりと確認し、整理しておかなければいけません。
その上で企業同士の比較を行い、具体的な仕事内容はもちろん、ブランドのコンセプト、企業が求める能力や経験が自分の能力や経験、価値観等とマッチしているのかをチェックする必要も出てきます。 給与の額を具体的に考えるのはその後でもいいのかもしれません。

実際に任される仕事内容に、例えばプランニングや予算管理、スタッフの育成なども仕事内容に含まれ、より多くの仕事を任されるのであれば給与が多くなるのも当然のこと。
平均年収を超える額、例えば600万円ほどの年収を提示されるのが自然であり妥当となるはずです。

こうした考え方で給与額を見ていくと、よりこの仕事を早く理解することができるのではないでしょうか。

女性の場合は特に福利厚生などもチェックした上で応募先を決定しましょう。
給与額と同じくらい重視すべき項目もあるはずなので、あらゆる要素を確認する作業を怠ってはいけません。
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