ブランドがVMDに力を入れるわけとは

VMDは、ビジュアルに関連したマーチャンダイジングのことですから、いかに店舗に足を運んできてくれた人の視覚に訴えることができるかがポイントとなってきます。

商品の企画や開発、そして製造とはまた異なる形で消費者にアプローチするわけですが、広告や宣伝とはまた異なる戦略が必要になり、そしてそれはブランドや店舗にとって重要な意味を持ってくるものでもあります。

アパレル関連のブランドや店舗でこのビジュアル・マーチャンダイジングを無視しているところはまずありません。
その理由は、視覚に訴える店舗展開によって、お店に足を踏み入れる人の数や商品の売れ行きなどが明らかに変わってくるからです。

それはブランド価値の向上や知名度の拡散にもつながっていきます。
どのような商品を作るか、それと同じくらい、もしかしたらそれ以上に重要な意味を持つかもしれないのがVMDであると多くのブランドが認識しているとも言えるでしょう。

さらに、この分野を誰が担当するかで結果も変わってきます。
優秀な人が店舗展開を担当すれば売り上げも上がりますし、適切なディスプレイや商品の見せ方ができなければ、商品を買ってもらうことができません。

ビジュアル・マーチャンダイジングの担当者を置くだけでは意味がなく、「効果的に視覚に訴えることができる人」の存在を、各ブランドは求めているのです。
売れる為に様々な店舗に足を向け、集めた情報でどのように消費者に提案できるがキモ

遣り甲斐は結果が数字に表れるところ

VMDの仕事には、かなりの遣り甲斐があると言えるでしょう。
一つの店舗、あるいはブランドのビジュアルやディスプレイに関する企画や展開を任されるわけですから、その責任感は非常に大きなものとなります。

ただ商品をよく見せるだけにとどまらないこの仕事。
お店に足を踏み入れてもらうところから、お店の中をどう歩くのか、消費者を店内でどのような気分にさせるのかまでをも考えながら戦略を立てていかなければいけません。

これほど幅広い仕事を担うわけですから、ただ商品を売ったり、ただビジュアルを整えたりするだけよりも、ずっと遣り甲斐を感じることができるはずです。

また、そうした仕事によって入店率アップや売り上げアップに貢献し、その結果が数字として表れる部分はVMDに携わる人の大きなモチベーションとなるでしょう。
一生懸命考えて実行した末に入店率が上がれば当然嬉しいですし、売り上げアップにつながれば、それが給与額のアップにつながる可能性も出てくるわけです。

消費者にも喜ばれ、そしてお店のスタッフや経営・運営者にも喜ばれるVMDの仕事。
難しさもありますが、それ以上の遣り甲斐と達成感が得られることは間違いありません。